年末年始の休暇、何日とれる?「9日間」が最多だが中小企業は…
2019年も残すところあと1か月を切りました。正月休みが今から楽しみな人も多いかと思いますが、年末年始にもなんらかの業務が発生してしまうという人も少なくないでしょう。
とりわけ飲食業や小売業では休みが取れない傾向にありそうですが、外食大手のすかいらーくホールディングスは11月25日、グループの約8割にあたる2700店舗で12月31日の午後6時から元日の正午まで休業することを発表。
この決定について、同社リリースでは「『年末年始』という1年の中でも大切な時間を、従業員にご家族やご親族とともに過ごしてほしいとの思いから」と説明しています。
世の中のビジネスマンの年末年始事情はどうなのでしょうか? サイボウズチームワーク総研は、20代から50代の正社員男女400名を対象に、「年末年始に働くこと」についての意識調査を行いました。
5人に1人が年末年始に「業務対応がありそう」
「年末年始休暇中に、持ち帰り残業や休日出勤など業務対応は発生しそうですか」との質問では「発生しそう」が20.8%、「発生しなさそう」が79.2%という結果に。
5人に1人もの人が年末年始休暇中であるにもかかわらず、業務に追われなくてはならない可能性を感じているようです。
正月休み、何日取れそう?
「来月からの年末年始時期に、休暇は何日取得する予定ですか(※土日祝日含む)」という質問に対する回答では、「9日間」がもっとも多く23.6%。次いで「7日間」(12.3%)、「6日間」(9.6%)という結果となっています。
一方で1~4日間という回答もそれぞれ4~5%おり、年末年始休暇とはいってもまとまった休暇を取れていない人も一定数存在することがわかります。
また、「0日」と回答した人は4.1%でした。
職場の従業員数(単体)別では、「100人以下」「101~1000人」では「5日以下」がそれぞれ37.1%、28.3%で最多、「1001人以上」では「9日間」が28.5%で最多となっています。規模の大きい企業ほど、休みを多く取れる傾向にあるようです。