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放送作家・高須光聖が語る、戦友・ダウンタウンと伝説のディレクター

『4時ですよ~だ』(毎日放送)で放送作家デビューし、テレビ業界で実に30年以上ものキャリアを誇る高須光聖さん(55)。

高須光聖

高須光聖さん

 言わずと知れたお笑いレジェンド・ダウンタウンの2人とは幼なじみであり、ブレーンとして彼らの活躍を支え続けて来た“戦友”でもある。

 今年8月、そんな高須さんが時代小説『おわりもん』を上梓した。一体どんな思いから物語を書くに至ったのだろうか? そのルーツを探るべく、学生時代のエピソード、業界に入るまでの経緯、デビュー後の苦労話など、本人に直接インタビューを敢行した。

浜田・松本を楽しませたかった

――高須さんは兵庫県尼崎市のご出身。小学校3年生の頃、浜田雅功さんと仲がよかったそうですね。

高須光聖(以下、高須):2人ともそろばん塾に通っていて、長机にとなり合って座るような仲でした。その塾に2、3歳年上のうっとうしい女の子がいたんですよ。僕らといつも言い合いになってるような。

 で、ある日、僕がその女の子を追いかけようと勢いよく外に出て、車に轢かれたときがあるんです。「あ~、痛ぇ」と思ってたら、向こうのほうでめちゃめちゃ笑ってるヤツがおる。見たら、浜田なんですよ(笑)。普通は「大変やぁ~!」とかなる場面なんですけどねぇ。結果的にからだが無事だったからよかったものの。

ブームになった「ゲーごっこ」

高須光聖

――松本人志さんとは、小学校4年生の頃に親しくなったそうで。給食を食べた後に屋上から嘔吐する「ゲーごっこ」で遊んでいたそうですが。

高須:いま思うたら最悪ですけど、僕らのなかでブームになったんです。3階の屋上から下の歩行者を狙うんですけど、実際には直接当たるってよりも、フワァ~っと歩行者にかかって「うわっ」って驚かれるみたいな感じ。僕らは僕らで「はよ、出せや!」とか言いながら(苦笑)。

 当時から面白いイタズラをすることが大好きでしたね。不特定多数ってよりは、そばにいる浜田とか松本とか、となりにいる友だちを楽しませたいって感覚が強かったと思います。

おわりもん

おわりもん

ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナイティナイン……多くの煌めく才能と数々のヒット作を生み出してきた著者が挑む、究極の人間讃美の物語。