家電量販店、「クレカ払い時のポイント減額」を回避する裏技
このように、ほとんどの場合クレジットカードで支払った場合は還元率がマイナス2%となってしまいますが、アプリを入れるだけで10%還元となるヨドバシカメラは良心的です。
各会社提携のクレジットカードで購入すれば10%還元となることも多いですが、それだけのためにクレジットカードを作るのは不合理です。
電子マネーでの支払いなら10%ポイントも
しかし、提携クレカを作らずにクレカのポイントと10%のポイントを二重取りする方法があるのです。それは、電子マネーでの支払い。
最近の家電量販店ではSuicaやPasmo、楽天edyやnanacoなどの電子マネー払いにも対応しており、これらの電子マネーで支払った場合は現金と同じく10%ポイント還元になるのです。
つまりクレジットカードから各種電子マネーにチャージをし、その電子マネーでレジでの支払いをすれば問題なくポイント二重取りが可能というワケ。
Suicaの場合はクレジットカードからチャージが可能な「モバイルSuica」を利用しましょう。
高額の買い物なら「楽天edy」と「nanaco」
電子マネーにはほかにもQuicpayやIDなどもありますが、この2種類はクレジットカードと同様にマイナス2%されてしまうお店がほとんどなので、上記の電子マネーを使うようにしましょう。
残念ながらこれらの電子マネーにはチャージ上限があり、楽天edyとnanacoは5万円、suicaなどの交通系電子マネーは2万円までが限度。
テレビや洗濯機などの大型家電などを買う際はお店のポイントとクレカのポイント、どちらを取るかを選ばなければなりませんが、日常の買い物では問題なく二重取りが可能です。
これからボーナスの時期を迎える新入社員のみなさんは、これを知っていればお得に新生活の門出を切れることでしょう。
<TEXT/山野祐介>
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