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我が子の写真をLINEスタンプにする母親「それ売れるの?」本人に聞いた

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 有名漫画の公式スタンプから独特なクリエイターズスタンプまで、さまざまなバリエーションがあるLINEスタンプ。

 つい先日も版権キャラクターのスタンプを誰でも二次創作できることが発表されました。第一弾コラボレーション先は「上海アリス幻樂団」の「東方 Project」に決定。

LINE

photo by Bhupinder Nayyar via flickr

 そんななか、最近人気なのが、自分の子供やペットの写真をLINEスタンプにして販売すること。

 とはいえ、そんなスタンプ、誰に売れるの? 

 そもそも自分の子供の写真を晒すのは危険では? 実際に我が息子のLINEスタンプを販売した20代の主婦、マイさんに話を聞きました。

公開設定を変えて、身内へのプレゼントに!

――なぜ子供のLINEスタンプを作ったのでしょうか?

マイさん:もともとLINEスタンプを作れることは知っていて興味はありました。家族にLINEでいきなり息子、孫のスタンプを送ったらきっと喜ぶだろうなと、またLINEスタンプに残すことで息子にとっていい思い出になれば良いなと思い作成しました。

――どうやってスタンプを作成したのですか?

マイさん:Instagramの広告に、私が妊娠中毎日見ていた「ママリ」というアプリの投稿があり、ママリのフレームを使ってLINEスタンプを簡単に作成できることを知りました。

マイさん

実際に販売しているLINEスタンプ(提供/マイさん)

――スタンプを作るとき工夫したことは?

マイさん:1セットのフレームが8個入りの商品だったので、それを2セットで12個作成しました。定番の「ありがとう」や「頑張って」などの日常的に使える言葉が入っているものから、「わくわく」や「ニヤリ」など家族や友達に使えるようなユーモアがあるスタンプを作成しました。

――無料のアプリでそこまで作れるんですね。

マイさん:使ったアプリは「ママリ」です。ママリの通販のようなサイトがあり、そこからフレームを1セット680円で購入しました。フレームを購入し、好きな写真をするだけなので、作成はとても簡単でした。

――スタンプを世界中に公開することは怖くなかったですか?

マイさん:私の作成したLINEスタンプは非公開としているので購入できるのは私と私が承認した方のみです。

――なるほど、プライベート設定で非公開にもできるんですね! ほかに気をつけたことは?

マイさん:LINEに審査をかけてから承認されるまで2~3週間かかったのですが、最初、息子にアンパンマンの服を着せていたので、承認不可となり作り直しました。著作権などの問題もあるので気をつけなければ、また長い審査をかけなくてはいけないのが、少々面倒ではありました。

マイさん

もう1種類あります。可愛いスタンプも(提供/マイさん)

――ふだんはどう使っていますか?

マイさん:使用する相手はだいたい家族です。主人から、じぃじ、ばぁばまで頻度は、ほぼ毎日使っています。文字を打たなくてもスタンプだけで会話が成立する。プラス、息子や孫の可愛い写真で癒されるので大活躍です。

――では、周囲の反響は?

マイさん:スタンプを作り早速、主人に送ったところとても喜んでいました。ばぁばに送るとばぁばもすぐに購入して毎日のように使っています。Instagramにも載せたところ、友達から「買うから教えて!」と連絡をもらったりコメントをもらったりとても好評でした。「作り方を教えてほしい」とも言われて、作って良かったなぁと思いました。

■ ■ ■

 どうやらオリジナルスタンプは、販売目的ではなく、身近な友達や家族とのやり取りのために使っているようでした。たしかに、これなら知り合いも喜んでくれそうです!

 もちろん、今の世の中、母親の載せた写真などが原因で、いじめや犯罪など、子供の将来に関わる事件に発展することもあります。とはいえ、誰でも簡単に作成できるようですので、興味があれば一度試してみてもよいかもしれません。

<取材・文/bizSPA!取材班>

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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