与沢翼、まさかの「賃貸経営」に進出。不動産のプロが勝手にアドバイス!
多数の物件をお持ちの与沢さんですから…
業者へのアウトソースを推奨するのは、「ビジネスをスケールさせるうえで不可欠だから」とDJあかいさんは述べます。
「多数の物件をお持ちの与沢さんのことですから、これからどんどん貸し出していくことでしょう。そうなると、早晩、個人による直接募集や直接管理はキャパオーバーになります。
秒速で1億円稼ぐ男は世界で一番時給の高い人物なのですから、募集や管理といった秒速で巨万の富を生み出さない業務は、もっと時給の安い人たちに任せたほうがよいと老婆心ながら申し上げます」
業者による管理は、投資の出口である売却価格や取引の安心感にも影響するといいます。
「オーナーチェンジ(入居者付き)の売却では、賃貸契約書類や管理業者を買主が確認します。直接管理だと書式の不備や管理状態に不安を抱かれるので、定評のある高級賃貸業者を起用した方が、与沢さんの負担軽減や成約価格の安定にもつながると思います」(DJあかい)
「定期借家契約」を締結すべき理由とは?
管理を任せると手数料がかかるので、手取り家賃は減るものの、手間の軽減や将来の売却まで視野に入れると、コストに見合うメリットがあるとしています。また、売却を想定するなら、オーナチェンジ物件よりも空室のほうが高値で売れることから、前出のどエンド君は「普通借家契約」より、契約解除が容易な「定期借家契約」の締結を勧めます。
「日本の借地借家法では普通借で契約期間2年と書いてあっても、一度貸すと無限に更新ができるので、いつまでも居座られてしまいます。
入居者がいる間は東京タワーを見下ろす夜景も楽しめない、値上がったときに高値での売却もままならない。これだと永久に実質利回り2.2%のコンクリ塊になってしまうので、ご注意を! 定期借家契約がおすすめです」
今後も海外に所有する物件を、順次賃貸に出す意向の与沢氏。まだまだ伸びしろがありそうです。
<取材・文/栗林篤>
【どエンド君 @mikumo_hk】
零細IT企業でimodeサイト退会遷移複雑化プランナーを経て失職。歩合給を握りしめ韓国エステ店を買ったところから不動産投資家デビュー。買ったその週末に漏水して、不動産屋を恨んだこともありますが…家賃収入とローン返済の隙間で暮らして10年が経ちました。借金10億円をめざして頑張ってます
【DJあかい @aka1you】
仕事のストライクゾーンがどんどん広がっている不動産界隈の人。大家業も始めました。祖業はブログ業です。保有物件の利回りを計算したら110%でした。今年はもっとウナギ食べに行きます。最近星野源に似てると女の子に言われました