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仕事で悩んでいる人が今すぐ捨てるべき「答え合わせ思考」

学び

 こんにちは。戦略コンサルタントのShinです。最近読んだ本のひとつに『BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。』(エリザベス・ギルバート著)があります。

仕事

※画像はイメージです(以下、同じ)

 創造性や、「夢中になること」について軽妙なタッチで描かれていて、すこしでも創造する仕事についている人は必読です。

※編集部注 エリザベス・ギルバート(49):世界で累計1200万部売れた『食べて、祈って、恋をして』などで知られる米国の女性作家。『BIG MAGIC』は、彼女がTEDで行った創造性についてのプレゼンが元になっている

矛盾を等しく真実として取り込めば、何でも作り出せる

 この本の結びの言葉がとても好きです。

「創造性は神聖です。そして神聖ではありません。創造した作品はかけがえのないものです。そして何の価値もありません。私たちはひとりぼっちで必死に働きます。そして精霊に見守られています。私たちは恐怖におののきます。そして勇気を持っています。芸術は死ぬほどつらい作業です。そして大変な恩恵です。

 戯れが最高潮に達したときに、ようやく神聖な力が本気を出します。これらすべての矛盾を、等しく真実として取り込めるくらい、魂にゆとりを持ってください。そうすれば、何でも作ることができます。私が保証します」

 内容もそうですが、「矛盾を等しく真実として取り込む」というのが「そう、そう、そう」と何度も頷いてしまいました。

 これをぜひ、この記事を読んでくださっているあなたにも腹落ちしてほしい、と心底思います。

仕事に苦労する人は「答え」を求めてしまう

本

 仕事で苦労する人、悩む人の特徴のひとつが、「答えを求めてしまうこと」です。

・仕事を辞めるべき?
・フリーランスと会社員どっちがいいの?
・お金とやりがいはどっちを取ればいい?
・外資系の会社と日系の会社だとどっちがいい?

 残念ながら、こんな質問に答えなんかないのです。

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