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「ペルソナ」の意味、説明できる?広告業界の業界用語

コラム

A.詳細に設定した架空の顧客(消費者)像

 企業にとって、もっとも重要なターゲットである顧客像を「ペルソナ」と呼びます。ペルソナを設定することで、商品開発から広告に至るまで、どのように展開すれば良いか関係者全員の認識がブレないように共有できるのです。

 ペルソナは、その居住地から、年齢、性別、趣味嗜好まで細かく設定されます。かつては耐久消費財やソフトウェア開発で活用されてきましたが、近年、さまざまな分野のマーケティングで利用されるようになりました。

 代表的な事例として知られているのは、スープ専門店「Soup Stock Tokyo」などを展開する株式会社スープストックトーキョーのペルソナ「秋野つゆ」。37歳の女性、都会で働くキャリアウーマン、趣味から食の嗜好まで詳細に設定されています。

 彼女がどのような商品・サービスを求めているのか?を考えることで、同社は創業から10年で売上高42億円を達成。現在はグループで売上高100億円、Soup Stock Tokyoは全国に58店舗を展開しています(2018年3月時点)。

Q.「電博」って、どういう意味?

「あのコンペに電博が出て来るとは思わなかったよ」

 広告業界では耳にしない日はありません。

ビジネスシーン

※画像はイメージです(以下、同じ)

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