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「怒られなくなる仕事のやり方」は実はとてもシンプルだった

コラム

 こんにちは、伊藤祐@TasukuIto5)です。Zenyum Japan(ゼニュムジャパン)という透明マウスピース矯正サービス企業の代表取締役社長を務めております。

落ち込んでいる会社員

※画像はイメージです(以下同)

>>どうしても会社に行けなくなった日のこと。

 今の時代、「怒られる」という経験はなかなか得づらくなっているようです。少し前に「ホワイトすぎるから辞めます」という若者が急増している、というニュースもありました。

 怒号や叱責が飛び交う会社よりも、怒られない職場のほうが、ぼくは個人的には好きです。ただ、上司側が遠慮して何も指摘・指導しないことで、「自分はこの先大丈夫なのだろうか」という不安に駆られてしまうという気持ちもよくわかります。

「どうすれば怒られなくなるだろう」と考えてしまう

 ぼくが新卒でコンサルティングファームに入社した12年前は、先の記事のようなことはまったくなく、先輩方からいろいろな指導を頂いていました。当時は「明確にわかりやすく指摘することで、新人も成長する」と考えている方が多かったように思います。正直辛かったのですが、今振り返ると、メールの書き方や資料の作成方法、タスクの管理方法や話し方、日々の勉強の仕方など、多くのことを学ばせていただきました。

たくさんの人に怒られる 

 一方で、たくさんのことを指摘されるのは、メンタル的にキツかったことも確かです。自分としては一生懸命働き、学んでいるつもりなのですが、強い口調でいろいろな指摘を受け続けるのはシンプルにしんどかった。また、それにより「怒られたくない」「どうすれば怒られなくなるだろう」と、プロとしてあまりよろしくない方向性の思考が走るようになりました。

 コンサルタントはお客さまから多額のお金を頂いている代わりに、サービスを提供するプロフェッショナル。常に、どうすればお客さまの業績の改善ができるだろうか?と考えることが大事です。「怒られたくない」という気持ちを強く持ってしまっていたら、プロとしてのクオリティを遵守できる可能性が著しく低くなってしまいます。

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