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面接通過率がグッと上がる1つの方法。転職エピソードづくりの「落とし穴」

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 こんにちは、伊藤祐(@TasukuIto5)です。Zenyum Japan(ゼニュムジャパン)という透明マウスピース矯正サービス企業の代表取締役社長を務めております。

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※画像はイメージです(以下同じ)

 今回は、転職の面接についてお話していきます。ちなみに、転職だけではなく、新卒での就職活動にも活用できる考え方ですので、これから就職活動頑張ろう! という学生の方にも読んでいただけるととても嬉しいです。

転職のエピソードづくりの「落とし穴」

 新卒でのそれに比べると、転職活動でのエピソードづくりはラクですよね。仕事でどのようなことをしてきたか、何ができるのか、どんな成果を上げたのか、これらのエピソードは仕事をしていく中で自然と醸成されていくものなので、学生時代のようにネタがなくて困り倒すことはあんまりないのではないでしょうか。

 しかしながら、ここがちょっとした落とし穴なのです

 新卒の就職活動では、主に「自分の説明」がメインになります。過去にどのような活動をしてきて、どのような成果を残し、どんな能力を身に付け、それをベースにどのように社会に貢献したいのか。これらの説明が求められ、それが採用側の企業とフィットするようであれば、めでたく内定となるわけです。

中途人材を採用する「ただ1つの理由」

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 中途での転職でもこれらの要素は重要ですが、さらに重要視されるのは「自社への貢献」です。社会に出て数年働いているのであれば、さまざまな経験や何らかの特殊スキルを有していることは、面接側もわかっています。そこに関する質疑応答はある意味、アイスブレイク的に捉えるべきであり、本質は「あ、この人は即戦力だな」と深く理解してもらうためのロジック構築にあります

 新卒よりもサラリーがグッとあがる中途人材を採用する理由はただひとつ、「不足しているポジションで活躍できる即戦力の採用」です。

 どんな経験をしてきたかは極論どうでもよく、「自分、貴社であれば速攻バリバリに活躍できますよ」と納得してもらうことができれば、選考はめちゃくちゃスムーズに進みます。そして、それを納得してもらうために重要なのは、過去の成果のアピールでも、自分の能力の装飾でもなく、「徹底的なリアリティを持った課題抽出&打ち手提案」です。

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