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「社内」に目を向ける20代ほど、最短で人脈を広げられる

学び

 これまで7000人を超えるキャリア支援を行ってきたヘッドハンターの高本です。

会議

※画像はイメージです(以下同じ)

 人とのつながりが転職に好影響を与えることは少なくありませんが、そのためにはまず充分な人脈を持っておかなくてはなりません。

 今回は、「転職」と「人脈」の関係について解説するとともに、人脈を広げるポイントをご紹介します

「転職をするなら、まず人脈を広げよう」は真実

 
「人とのつながりが物を言う」ということを、私はとくにミドル世代の転職者を見るときに強く感じます。

 転職案件の多くは、20代または30代を対象とするものであり、40~50代の転職希望者にとっては厳しい状況がありますが、それでもミドル層の方々も最終的には何かしらの働き口を見つけられています。

 それはやはり、若い頃から培ってきた人脈があるからなのです。それでは、どのように人脈を広げればいいのでしょうか?

 昨今は異業種交流会なども盛んですし、SNSなどを通じて社外の人とも簡単につながりを作ることができるようになってきました。しかし、私はあえて「社内に目を向けてみては」と提案します。

 というのも、社内の人脈から広げた方が、結果的に効率的に人脈を広げることができるからです。社内であれば、飲み会やサークル活動、給湯室のおしゃべりなどで自然と親しくなれます。私の場合は、社内を時々ウロウロして、ちょっとした雑談をしたり、いろいろなサークルの集まりに顔を出したりして、親しい関係を意識的にもつようにしています。

異業種交流会よりも社内の懇親会が大切な理由

 一方、異業種交流会などでは、社交的な人であれば良いかもしれませんが、そうでなければ、ポツンと会場で一人きりということにもなりかねません。名刺交換する相手を見つけたとしても、それきり連絡を取り合うこともないというケースも多いのです。

 私が思うに、異業種交流会でもっとも人脈を作れるのは、主催者なのではないかと思っているくらいです。

 ここで、疑問に思われるかもしれません。「キャリアチェンジのために人脈を広げたいのに、社内の人と仲良くなっても無駄ではないか?」と。しかし、それは間違いです。

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