“バレンタイン離れ”する若者たちのホンネ。職場で「いらない」宣言も
2月14日はバレンタインデー。さまざまなチョコレートスイーツが店頭に並び、見ているだけでワクワクしてきますよね。
しかし、そんな世間の空気を尻目に若者のバレンタインデー離れが進んでいます。
SMBCコンシューマーファイナンスが大学生・専門学校生、高校生1198人を対象に行なった調査によれば、およそ3人に1人がバレンタインデー、ホワイトデーに贈り物をする「予定なし」と答えました(「ビンカンSTATION お金とライフのトレンドのキャッチ!」2017年2月22日)。
「正直、今年のバレンタインは誰にもあげないですね……」と話すのは都内のIT企業で契約社員を勤める沢田真綾さん(仮名・26歳)です。
聞くと、真綾さんの周りの女友達の間ではバレンタインに誰にもあげない「バレンタイン離れ」が進んでいるといいます。そんな、20代男女の「バレンタイン離れ」を聞いてみました。
女性社員との間で「あげなくていいよね」
「学生のときに友チョコが流行って今まで散々あげてきたので、正直、飽きたっていうか、バレンタインに対してそこまでモチベーションが上がらなくなってきたんですよね。会社でも、女性社員との間で『あげなくてイイよね』という話しになっています。
以前は気を遣ってあげていた時期もあったのですが、男性社員に聞いてみると『お返しが面倒くさい』という意見が結構多くって。こっちもデパートでわざわざ並んで買うのも面倒だし、いくらお返しがもらえるといっても最近のデパチョコって何気に高いじゃないですか。じゃあ、あげなくていいかなとなったんです」
真綾さんの言う通り、最近はお返しが面倒という男性社員の声もあり、一人もバレンタインをあげない職場もあるといいます。