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ユニクロで冬を乗り切る! ニットの最適な着こなし方

学び

ノータイやカジュアルシーンで着るべきは?

 しかし、ここで問題が発生します。襟の部分がやや開いたセミワイドやホリゾンタルカラーシャツの上にニットを着用すると、襟が広がっている分、襟先のニットへの収まりが難しくニット着用には不向きなのです。

ユニクロ

ホリゾンタルカラーシャツとVネックニットの場合、ニットに襟が収まりにくくだらしない印象になりやすい

ユニクロ

ホリゾンタルカラーシャツとクルーネックニットの場合、襟をニットに収めようとすると襟高となり、首元がやや詰まった印象に

 このような点から、ノータイやネクタイをしないカジュアルシーンでのシャツは襟の広がりがさほどなく、襟をボタンで留める「ボタンダウンシャツ」がお勧めです

 ボタンダウンシャツでクルーネックニットを着用するとほどよくニットに襟が収まり、カジュアルで柔らかい印象になります。

ユニクロ

ほどよくニットに襟が収まり、カジュアルで柔らかい印象に

 ネクタイを使用するビジネスシーンの場合は「Vネックニット」を。着用しない・カジュアルな場合は「クルーネックニット(+ボタンダウンシャツ)」として覚えておくと、購入や着用の際に困らないと思います。

 Vネックニットかクルーネックニットか迷った際の簡易的な判別方法として、また、着用の際の使い分け方として参考になれば幸いです。

<TEXT/山崎剛>

株式会社エレガントカジュアル所属チーフスタイリスト。’83年 福岡県出身。コンプレックスだらけだった過去だったが、服を通じ外見を磨いて変われた経験から「誰もが輝けることを伝えていきたい」との想いのもと、服のコンサルタントである同社代表に師事。現在、セミナーや買い物同行を通じ、ビジネスマンを輝かせるために活躍中

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