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若手でも会社で「自分のアイデア」を通す方法。渋谷のアフロ社長に聞く

ビジネス

小さい「観測気球」を上げてみよう

アフロマンス:会社で自分のアイデアが通らないんだったら、すぐに諦めるんじゃなくて、最初は友人とか家族とか、身近なところから試して、小さくてもいいから「観測気球」を上げてみてください。反応が良ければ、巻き込み方のフェーズを徐々に上げればいいと思います。

――とにかく行動あるのみだと。

アフロマンス:逆に、やったこともないのに、いきなりレベル100をやろうすると大怪我しますよね。まずは場数を踏んで、基本的なことをマスターしてからが本当の勝負だと思います。

 もっとはっきり言ってしまえば、アイデアを具現化にするためには、経験値、協力者、そしてお金が必須なんです。最初はどれも持ってない場合がほとんどだと思います。

 なので、自分のアイデアを成功させるために必要なそれらを入手するには、コミュニケーションを含む、地道な行動力が欠かせないということなんですよ。

趣味と仕事は“クロスオーバー”していく

アフロ

今やってるパーティークリエイターは趣味みたいなものでした

――仕事とプライベートは切り離さずに考えるべきだということですか。

アフロマンス:僕も、もともとはサラリーマンで、今やってるパーティークリエイターは趣味みたいなものでした。だけど面白いもので、やっているうちに“クロスオーバー”するんです。

 どういうことかと言うと、オフで知り合った人を今度の企画に入れてみようかとか、仕事相手にオフの相談をしてみたりとか、いい意味で相乗効果を生むことはありますね。

 ただし、会社に所属している以上はルーティンワークもしっかりこなして、仕事で成果を出さないといけません。そこがあやふやだと、いくらアイデアや企画が冴えていたとしても、取り合ってもらえないので。

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