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全員“非モテ無職男性”!5人組の「地獄のような」恋愛リアリティショーの狙い

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せっかくの合コンも全員遅刻…

マジ恋

宣伝チラシは、かずひろさんが作成。手作り感満載の左下のロゴも味わい深い

渡辺:それでも、一応いままで2回合コンやって、1回目は30代前半の現役CAの女性とセッティングできたんですよ。5対1で、代々木公園でピクニックをしました。出演料とかは払ってないので当然ガチです。前日もロケハンして打合せして、しっかり計画立ててやったんですけど、ちょっとトラブってしまって。

──何があったのですか?

渡辺:当日男5人が全員遅刻したんです。時間通りに来た女性が、1番早く到着しているという……。

新潟:女性と連絡を取っていた僕が1番遅れてきちゃって、20分も。「〇〇ちゃん、ごめん!」って謝ったんですけど、間髪入れず「これが、ダメンズファイブで~す!」って冗談を言ったら、鬼のようにキレられましたね。「帰る!」って言われちゃったんですけど、平謝りしてなんとか開催できました。

イケメンたちには感情移入できない

──想像を絶するダメっぷりです……!(笑)。彼女をつくるならいろんな手段はありますが、なぜあえてYouTubeを選んだのですか?

新潟:なんせダメンズで、本気で彼女作りたくても、普通に生きてたところで一生つくれないと思うんですよ。間違いなく5人とも女の子と付き合ったりするのが苦手で、ナンパなんかできないし、どうしていいかわかんない。

 普通に作ろうとしたって大変だし、時間もかかる。だったらYouTubeのほうが出会いは圧倒的に多いんじゃないかって。むしろこのほうが早く、いろんな人と出会えて、人気が出れば、応援してくれる人や紹介してくれる人も出てくるだろうし。僕らが普通の人間だったら、そういう方向にはいかないと思うんですけど。

渡辺:結局、『バチェラー』『テラスハウス』みたいな恋愛バラエティショーって、モデルさんやイケメンの人ばっかりじゃないですか。出演者がみんなキラキラしてて、自分たちみたいなダメンズからすると、親近感は持てないし、感情移入することも全然できない。

 でも、もし僕らのような本当に彼女ができない人が企画で恋愛成就できたら、世界中のダメンズに勇気を与えることができるんじゃないかって思うんですよ。

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