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2か月で5キロダイエット。PDCAサイクルで考える「目標達成のコツ」

ビジネス

本題の「ACTION」からはどうすべきか?

 そして、ここからが本題の「ACTION」。PLANを改善していくのです。ただ、ここで気を付けなければならいのが、要因分析をもとにどんどん施策を追加してしまうこと。

 食べる量が増えてしまったから「カロリーを1500キロカロリー以内にしよう」、揚げ物をよく食べていたから「揚げ物は控えよう」、運動量が落ちてしまっていたから「さらに筋トレもプラスしよう」などなど。

 こうなってしまうと、やることばかりが増えてしまい、結局どれも中途半端になってしまったり、やりきれなかったりということが発生してしまいます。実は、改善の方向性は先述のような「追加」を含めて、大きく4つあるのです。これらの方向性を頭に入れて改善策を考えていくことで、現実的、かつ効果的なPLANを練り直すことができます。

追加・変更・継続・停止、それぞれの意味は

ランニング

 それぞれの意味について紹介していきましょう。

 まずは「追加」。これは先述のとおり「1500キロカロリー以内にする」「夕食に揚げ物は食べないようにする」「筋トレをする」など最初のPLANにはなかった施策を追加していくことです

 2つ目は「変更」。例えば、いろいろな文献や体験談から炭水化物を控えることはダイエットに有効という情報をもとに「朝、昼に加えて夜も炭水化物を控える」など、施策自体は変えず、その量や内容、頻度などを変更することが該当します

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