部下の味方になる上司、敵になる上司の特徴。お近づきになるコツも
近づいてはいけない上司のタイプは…
寄り添うべきはウミガメ上司です。一方、決して「カツオ上司」には近づいてはいけません。関係するだけで、出世コースから外れてしまうからです。カツオ上司は、自分だけが一本釣りされることを望んでいる反面、実は、勤務先からは全く評価されていないのです。
そんな上司に近づくことは、逆に、周囲から同類・仲間とみなされ、皆さんが損をします。
カツオだけに、社内で叩(たた)かれ、まるで鰹節のように、切り刻まれて骨抜きにされ、煮詰められ煙で燻され、カビまでつけられた挙げ句、最後は、身を削られ出汁(だし)にされる運命です。そんなカツオ上司に近づいても、何も得することはありません。
手渡された玉手箱の中身は
ウミガメ上司に寄り添い、サポートして助けることが給与アップのみならず、将来の出世への道を獲得することになります。その行いは、皆さんにとって人生における「幸せの転機」となるはずです。
その証拠に、竜宮城からのお土産である玉手箱の蓋を開けて、中身を覗いてみてください。見える白い粉は、白髪頭になる粉ではありません。魔法の白い粉に包まれたものこそが、皆さんの行いが「幸せの転機」であることを証明しています。まさに「ハッピーターン」といえるでしょう。
<TEXT/組織づくりLABO代表 川野智己>
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