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2022年の株価は“岸田リスク“に注視!「コロナバブルは終わり」の声も

コラム

日本株の注目セクターは様変わり?

【銀行】
 三井住友や三菱UFJといったメガバンクを選ぶのがベターだ。金利が上がれば利ザヤは増える。また、三井住友は前後期ともに増配。三菱UFJも配当の基準を変更するなど今後の増配に期待。みずほはシステムトラブルなど悪材料が目立つので避けるのが無難か

【自動車】
 経済が正常化するならば自動車セクター。部品関連も含めて期待したい。コロナ禍の半導体不足で販売台数が落ち込んだものの、経済復興とともに生産は元に戻るはず。まずはトヨタ、ホンダなど大手に注目したい。日産もリバウンド狙いで検討したい

【不動産】
 三菱、三井、住友といった大手はインフレでも強いかもしれない。オフィスの空室率は底を打った可能性はあるが、貸会議室などはコロナ変異株問題などもあってまだ波がある。コロナの動向とともにチェック

<取材・文/桜井カズキ>

【エミン・ユルマズ】
経済評論家。トルコ出身。2016年より複眼経済塾の取締役・塾頭。著書に『米中覇権戦争で加速する世界秩序の再編 日本経済復活への新シナリオ』(KADOKAWA)

【深野康彦】
AFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士。FPとして家計相談だけでなく、株式などあらゆるマネー商品に精通。わかりやすい解説に定評

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