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日本の6人に1人が「相対的貧困」。SDGsの達成を妨げる深刻な問題とは

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 2021年の新語・流行語大賞にもノミネートされた「SDGs」。SDGsは「Sustainable Development Goals」という英語の頭文字をとった略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と呼ばれる。

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※画像はイメージです

 SDGsをテーマにした子ども向け番組も作られるなど、さまざまな年齢層の間で、この言葉が広がりつつあるが、ベストセラー『こどもSDGs』(カンゼン刊)の著者であり、最新刊『親子で考えるSDGs』を上梓した、編集プロダクション・バウンドの代表である清水友樹氏はそこに懸念を投げかける。

 かつて「一億総中流」と言われた日本社会に、何が起きているのか? SDGsを紐解いて見えた、日本が抱える問題について聞いてみた(以下、『親子で考えるSDGs』より編集の上抜粋)。

そもそもSDGsって何?

 清水氏は「SDGsには『貧困をなくそう』という目標があります。しかし、日本では現在、約6人に1人が『相対的貧困(※)』状態にあるため、達成は難しいと言われています」と語る。

※相対的貧困:世帯所得が、国の等価可処分所得の中央値(ちょうど真ん中の世帯)の半分に満たない状態。

「貧困、気候変動、環境破壊、戦争・紛争、差別など、世界は多くの課題を抱えています。それらを乗り越えるため、2015年に国連サミットで採択され、2030年までに達成を目指す17の目標がSDGsです」(清水氏)

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SDGsの目標一覧(出典:国際連合広報センター)※図版は『親子で考えるSDGs』より

 17の目標のなかには、①「貧困をなくそう」、⑧「働きがいも経済成長も」、⑭「海の豊かさを守ろう」といったものがある。目標はすべて環境・経済・社会の3つのうちのどれかと密接に関係しており、内容も多岐にわたる。

背景には経済のグローバル化

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『親子で学ぶSDGs』(扶桑社)

これらの目標が設定された背景にあるのは、経済のグローバル化が進んだことです。国と国の間でお金・人・モノが行き来するようになり、他の国で起きていることが私たちの生活にもさまざまな形で影響を与えるようになりました」

 そうした背景から生まれたSDGsは「誰一人取り残さない」を合言葉に、世界が抱える問題の解決を目指している。このなかには達成が難しそうな目標も含まれるため、国の取り組みだけでなく、企業や一人ひとりの協力が必須となっている。

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