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「明日でいいや…」のサボりグセを解消!仕事で「すぐできる人」になる4つの方法

学び

1:努力をしない方法で始める

仕事

 まずは、できるだけ「楽な方法」を考えましょう。努力をしようとするから「余計なことをするな」と脳から指令が出ます。「努力」を辞書で調べると「力をこめて物事をすること。あることを成し遂げるために、休んだり怠けたりすることなく、つとめ励むこと」(精選版日本国語大辞典)とあります。当然疲れるので、脳は嫌う。楽にできることなら脳はウェルカムなのです。

 間違えてはいけないのが、「楽にできること」は「何もしないこと」ではないこと。「楽」と「努力」の例を挙げると、何か報告をしなければならない時、文書で詳しく報告するか、話すだけで報告するか。自分が得意な方法が楽な方法で、苦手な方法が努力を要する方法です。

 また、これまで自分がしたことのない、あまり自信のない仕事を任された時、イチから手探りでやるのが、努力を伴う方法。仕事を依頼した上司やその仕事の経験者、仕事のできる先輩などに具体的なやり方やコツを聞きながらやるのが、楽な方法です

 なるべく自分が楽な方法で、労力をかけずに仕事を片づけましょう。

2:とりあえず始める

 いやいや、仕事自体はもう何度もやっていることで、やり方やコツは分かっているんだけど、正直、やる気が起きないので後回しにしているうちにギリギリになりがち……。そういう場合は、次の手があります。それは「とりあえず始める」こと。

「明日やればいい」という心の声が聞こえたら、「わかった、本格的には明日やる。今はとりあえずちょっとだけやる」と返事して、始めてみるのです

「やる気」と「行動」の関係において、人間はやる気が出るから行動するのではなく、行動するからやる気が出ることがわかっています。行動すれば、脳から「ドーパミン」という神経伝達物質が出て、やる気が出る仕組みです。だから、動かないといつまで経ってもやる気は出ないわけ。

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