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田端信太郎氏、差別的ツイートで取締役解任。こりない炎上発言録

コラム

庶民を見下す発言で「ZOZO退会祭」

 過労死に関する不適切発言のあった同じ年の2018年。田端氏は2016年の納税額などを集計した記事を引用。「誰か、高額納税者党を作ってほしい。少数派を多数派が弾圧する衆愚主義じゃないか」と発言し、波紋を広げた。

田端信太郎

(※画像は一部加工)

 当時スタートトゥデイのコミュニケーションデザイン室長だった田端氏の庶民を見下すような発言に、世間が反発。

 運営する「ZOZO TOWN」に対して、「ZOZOTOWNは高額納税者用のサービスとして頑張って下さい」「ヘイトスピーカーの起用に強く抗議し退会します」「庶民をバカにする人がいるならもう使わない」などの意見が散見される事態となった。

 さらに「ZOZO TOWN」を退会する人が続出し、この一連の騒動は「退会祭」とも呼ばれている。こちらの投稿もいまだに削除や謝罪は行われていない。

頑張っている主婦に対する心ない投稿

 2019年には、NHKが放送したニュースについてツイートしている。このニュースでは夫婦間の家事・育児分担調査の結果、「平日で妻が1日平均4時間23分家事を負担しており、夫の7倍にあたる」といったもの。

 田端氏のツイートは「分担どうこうの前に、時間かけすぎじゃない? 内訳が知りたい」「12歳未満の子供のいる女性の家事が平日1日8時間って何やってるの? 素朴に疑問。キャラ弁でも作ってるの?」といった内容で、主婦層を中心に炎上。

田端信太郎

 子供の弁当の用意は3分でできるとし、「サトウのごはんをレンジでチン(2分)して、弁当箱に詰めて、フリカケかけて、自然解凍の冷凍食品(鳥つくね/ほうれん草のおひたし等)を詰めるだけなら、子どもの弁当は、3分で出来るって」などと投稿。ツイッターユーザーからは「それで作った気になってるから驚きますね…」などと悲しむ声も相次いだが、こちらの投稿もいまだに削除や謝罪は行われていない。

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