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2万円未満でiPhone並みの実力?新興“中華スマホ”最新機種を実際に使ってみた

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「アウト・イン同時動画撮影」は面白いのが…

 しかしここには欠点が。インカメラはタッチパネルの左上、アウトカメラはリアパネルの左上に搭載されていて、互い違いになっている。そのため、端末を横持ちでしっかりホールドし、アウト・イン同時動画撮影をしようとすると、インカメラ・アウトカメラのどちらかに指がかかってしまいがちだ。

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「デュアルビュー動画」の撮影時には指の位置を気にする必要があり、たいへんもどかしい

 これは設計の問題で縦持ち専用の機能だと割り切って使うしかなさそうだ。また、自撮り棒などのアタッチメントを使うことでも回避可能と思われる。

OPPO

Reno5 Aに搭載されている「超高解像度」モードで撮影した食品のパッケージと、その拡大図。写真は長辺が12032ピクセル、短辺が9024ピクセルで保存されていた

格安プランとの相性が◎

 Androidスマホの主戦場は、MVNO(格安スマホ)やサブブランド各社、それと「楽天モバイル」である。キャリアによってはReno5 Aの割引販売を行っており、たとえば「Y!mobile」では実売価格1万8000円を実現している。最新のミッドレンジスマホがこの価格で求められるのは、正直に言ってお買い得である

 仮にAndroidスマホの“現役期間”を3年間と見積もると、1か月あたりのコストは500円と、かなりのお値打ち価格になる。寿命に不安の残る中古品を選ぶよりもよっぽど良い。コスパ重視のAndroidユーザーにとっては、捨てがたい選択肢ではないだろうか。

<TEXT/ジャンヤー宇都>

「平成時代の子ども文化」全般を愛するフリーライター。単著に『多摩あるある』と『オタサーの姫 〜オタク過密時代の植生学〜』(ともにTOブックス)ほか雑誌・MOOKなどに執筆

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