副業がうまくいかない人の3つの特徴。「稼げそう」では続かない
2021年、私の会社(マーケティングフルサポート)で2月9日の「副業の日」にちなんだアンケート調査を実施しました。現在副業をしている人、211人にオンラインでアンケートを実施した結果をまとめたものです。
現在副業している人に、理想の働き方を尋ねたところ、大きく2つの傾向があることがわかりました。1つ目は「現在の本業を維持しながら副業も続ける」という人たちが全体60%ほど。もうひとつが「副業を伸ばしてフリーランス、個人事業主になる」という人たちが全体の25%でした。さあ、あなたの理想の働き方は、どちらでしょうか?
副業がうまくいかない人の3つの特徴
これまで、私の運営するマーケティング塾に参加された受講生にも副業スタートで成果を上げた方はたくさんいらっしゃいました。一方で、起業したかったのに副業のままで終わってしまった方も、残念ながらいらっしゃいます。
多くの受講生のお悩みを聞くうちに、これは、「副業」であってもうまくいかないだろう、という人も見てきました。
マーケティング塾を主宰している株式会社マーケティングフルサポートの代表・仙道達也が、コンサル・コーチ・講師業などの「自身の経験や経歴を活かしながらできる働き方」についてお伝えしている本連載。
今回は、「副業がうまくいかない人の3つの特徴」を挙げ、どうしたら副業がうまくいくのかをお伝えします。
特徴①「やりたいこと」をやってない
これだけを言うと「当たり前でしょ?」と思われるかもしれませんが、実は副業がうまくいかないという方の中には「やりたいこと」ではなく、「稼げそうなこと」「楽そうに見えること」を選んでいる人が少なくありません。
実は、私も、初めに副業を考えた時は、アフィリエイトやせどりなど、誰にでもできそうで稼げそうなことをやっていた時期がありました。しかし、それは長続きしませんでした。
アフィリエイトとは、無料ブログなどを活用し、そこにアフィリエイト商品のリンクを入れて間接的に販売することで収入を得る方法です。原価もかかりません。原価がかからないということは、起業のリスクを限りなく少なくできるということです。リスクがないので、すぐにでも、誰にでも始められるという利点があります。
ところが、私も、いざアフィリエイトのためにブログの文章を書こうと、パソコンに向かっても全然進みません。せどりも、商品の仕入れをしてそれを発送するという作業が自分にはそもそも向いていないのだとわかりました。つまり、アフィリエイトもせどりも私にとっては「やりたいこと」ではなかったのです。
私にとっては「コーチング」「コンサルティング」という「やりたいこと」が見つかった時に、副業が軌道に乗ったと言えます。