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飲み会での「ノラハラ」被害報告が…『ダンシング・ヒーロー』強制する側の言い訳も

人間関係

 何かと忙しいこの時期、サラリーマンであれば、送別会や歓迎会に追われているという人も多いだろう。

 オジサン世代にとっては、お酒を飲む機会が増える楽しみな時期であるが、若手社員にとっては、そうした席で強制される余興や一発芸に頭を悩ませる憂鬱な時期でもある。

ノラハラ

『ダンシング・ヒーロー』再ブレイクの裏で…

 2017年12月5日時点では、昨年ブレークしたお笑い芸人、ブルゾンちえみの持ちネタ「35億」を強制させられる「ブルハラ(ブルゾンちえみ・ハラスメント)」と、それに怯える若手社員の声が報じられている(参照:J-CAST『今年の忘年会は「ブルハラ」が横行? 「35億」命じられる若手社員の憂鬱』)。

 また、旬な一発ギャグを強制されるケースといえば、2016年もピコ太郎の「PPAP」による「ピコハラ」なる言葉も生まれている。そんななか、ここにきてまた別の一発ギャグの被害を訴えるのは、入社2年目の今野祐希さん(仮名・25歳)だ。

 一体、何に頭を悩ませているのだろうか、本人に話を聞いた。

「『ダンシング・ヒーロー』です。部署の先輩と、得意先や付き合いのある社内の上司のもとを回るのですが、2次会のカラオケでほぼ毎回、平野ノラの『ダンシング・ヒーロー』を歌わせられるのです。オジサン世代は大盛り上がりですが、僕は全然興味ないし、本当イヤなんです…」

 念のため補足しておくと、『ダンシング・ヒーロー』は平野ノラの曲ではなく(あくまでネタの出囃子に使用しているだけ)、歌っているのは歌手の荻野目洋子だ。

 2017年の「日本高校ダンス部選手権」で大阪府立登美丘高等学校ダンス部が披露した「バブリー・ダンス」のパフォーマンスによって、改めて注目されている同曲だが、何がそこまで問題なのか?

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