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「V6のお笑いで育った」お笑いコンビ・ランジャタイの唯一無二の世界観

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ネタの先生は『学校へ行こう!』のV6

ランジャタイ

――“漫才か漫才じゃないか論争”の発端になったマヂカルラブリーの野田クリスタルさんが、以前「僕らのネタは100点か0点のどっちかと言われているんですが、ランジャタイに比べればたいしたことないです」と話していて、芸人仲間でさえも独自路線を突っ走っていると思われているのですが、どんな生活をしてきたらあのようなネタが生まれるのかなと。

国崎:なんの影響を受けてきたかな……。強いていうなら『学校へ行こう!』(1997~2005年、TBS系放送。V6の冠バラエティ番組)ですかね。僕、V6のお笑いで育ったと思ってます。

伊藤:それ本当なの(笑)。

国崎:「癒やし系ミュージシャン」っていうコーナーがあったんですが、それに出ていた“OK伊東さん”っていう人がすごく面白くて、彼が出演するショッピングモールの営業を見るために、親に頼んで新幹線を使って行ってますから。

伊藤:人は集まってた?

国崎:アイドルグループの前出番で出るような感じだったので、全くお客さんが集まってなかった。僕と家族だけOK伊東さんの出番に、「わー!」って人一倍拍手して。

伊藤:なんか奇妙な歌を歌ってた印象だね。

漫画の影響で部活を転々と…

国崎:聴いてみるとランジャタイのネタと通ずるところがあると思いますよ。「あ、なるほどね」と。あとは『未成年の主張』のコーナーとかね。

伊藤:学生が屋上で叫ぶやつね。

国崎:そう。「好きですー!」って告白したら聞いてた生徒が「俺も好きだー!」っていって駆け寄るんですけど、そこでスローになって駆け寄るんですよね。するとV6も「俺たちもだー!」って駆け寄っていく。当時、妹と2人で観ていて爆笑しましたね。そこでスローの動きって面白いんだなと。

伊藤:あれが基礎にあるんだ。

国崎:漫画からも影響受けてましたね。『キャプテン翼』を読んでサッカー部に入って、『スラムダンク』を読んでバスケ部に入って、『テニスの王子様』を読んでテニス部に入ったんですが、また『スラムダンク』を読み直してテニス部やめて。

伊藤:ただの飽きやすい人だね。

国崎:『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』とか、漫☆画太郎さんの作品とか、ギャグ漫画も大好きですね。そこからも笑いの影響は受けてるかもしんないすね。まあ結論、どれなんだと言われるとOK伊東さん、そしてV6ですね。

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