コロナ下での部屋探しシーズン到来、なのに「電話が鳴らない」賃貸仲介の声
「部屋探しに100%希望通りの物件はない」
最後に、コロナ禍での部屋探しのアドバイスをふたりに求めました。
「オンライン内見では室内に注目しがちですが、エントランスや共用部もしっかり確認して下さい。共用部の状況で管理のレベルがわかります。集合ポストがボロボロだったりゴミが散乱していたり、掲示板の張り紙がクレーム対応だらけだったら問題アリの物件の可能性が高いです。
それと駅徒歩圏の物件なら駅から歩いてもらって実際の道のりや最寄りスーパーも確認しておくと良いかも知れません」(赤すぐり)
「『不動産に出物なし』という言葉があって、基本的に賃料は物件と比例して、高い安いにはそれぞれ理由があります。『もっと良い物件があるかも』と決めかねていると、第1候補に申し込みが入っていたというのは、この時期よくあることです。
特に今年は例年より内覧に制限のある部屋探しですから、検討時間が短く、人気物件ほど申し込みのスピードが早いと考えてください。経験上、部屋探しに100%希望通りの物件はありません。希望条件のうち、絶対に譲れないものから妥協できるものまでの順位付けをはっきりとさせ、効率の良い部屋探しをしてください」(JUDO)
<構成/栗林篤>
【赤すぐり】
錦糸町を愛する女。墨田区の地場管理会社で地主の心をグリップしてます。Bカップ愛され委員会会長。@aka_suguri
【JUDO-CHOPマン】
関西郊外で宅地建物お世話がかりおじさんやってます。@titan_agesan