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部下の「ハート絵文字」LINEを上司が勘違いして…SNSセクハラへの対処法

学び

対策の本質は「傍観者にならないこと」

「そして、悪質なものは懲戒処分とし社内に公表する毅然とした態度が必要でしょう。そうしないと根絶にはつながりません。ただし、優秀な人がハラスメントをすると、それを穏便にしたがる会社があるのも事実ですね

 最後に、私たち一人ひとりが取り組むべきハラスメント対策を聞いた。

「とにかく『傍観者にならないこと』です。『これくらいならいい』『自分には関係ないからいい』と事態を傍観するのではなく、目の前の同僚を大切にし、困っている人がいたら声をかけたり、手を差し伸べるという基本を徹底してください

 そのうえで、『何気ない自分の行動や言動の結果、相手の顔が曇ったらそれは二度とやめましょう』と伝えたいですね」

<取材・文/齊藤颯人>

上智大学出身の新卒フリーライター・サイト運営者。専攻の歴史系記事を中心に、スポーツ・旅・若手フリーランス論などの分野で執筆中。Twitter:@tojin_0115

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