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残業月150時間を続けたら、人格がブッ壊れた。20代で命を削った過酷職場

キャリア

強強打破をレッドブルで流し込む生活

 残業が増えるにつれて、日々の生活もズタボロに。だんだんと笑顔を浮かべることすらできなくなった冷泉さんは、当時の様子を振り返ります。

「後輩に仕事を任せたくても、スキル不足だったり、それぞれのモチベーションもバラバラなので、結局、ほとんどの業務を自分で進めざるをえない状況でした。休日も返上しながら、毎日のように深夜3時まで働いていて。

 自宅へ帰り1〜2時間の仮眠を取って、またすぐに出社するような生活になっていました。当然ながら、そんな環境では日中も眠くて仕事にならないので、毎朝、強強打破をレッドブルで流し込むという、今考えればそうとう無茶苦茶な毎日を過ごしていました」

深夜3時から銀座で遊びほうける

レッドブル

 睡眠を満足に取ることもできないまま、冷泉さんのメンタルはすでに限界を迎えていました。

「どうせ帰っても1〜2時間しか眠れないので、仕事が終わる3時頃から上司に連れられて銀座で朝まで遊びほうけていました。ストレスをぶつけるかのように中華料理屋でラーメンや餃子をたらふく食べたり、暴飲暴食も増えていき、ちょうどその当時に高級クラブで酒を飲むことも覚えました。

 ただ、そんな生活をいつまでも続けられるわけはなく。体もボロボロになっているのは分かっていたし、2011年8月頃、めまいと偏頭痛が止まらなかったので脳神経内科に行ってみたら異常が見つかり『完治するまでにはおそらく半年ほどかかる』と告げられました」

 なかば自暴自棄な状態のまま、病院へ通ったことでようやく少しずつ笑顔を取り戻し始めた冷泉さん。ようやく自分を取り戻せるようになったのは、異常なまでに忙しくなってからおよそ1年後、2011年11月頃だったといいます。

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