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ワイン初心者でも大丈夫「選び方の基本とトレンド」をエノテカに聞く

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人気のブドウ品種3つを覚えておこう!

ワイン

写真左からシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン

「まず、カベルネ・ソーヴィニヨンは『赤ワインの王様』といわれる王道の品種で、フランスのボルドーはじめ、世界中で栽培されています。香り豊かでパワフルな味わいは、ワイン入門にぴったりだと思います。

 また、ちょっと繊細でエレガントな味わいを楽しみたい場合はフランス・ブルゴーニュ地方原産のブドウ品種であるピノ・ノワールがおすすめ。栽培が難しい側面もありますが、そのぶん土地の個性が反映されているワインが多いので、色々な種類を試してみるのもいいでしょう。白ワインは、世界的に栽培されており、代表品種とされるシャルドネが定番。味の余韻が心地よく広がり、飲みやすさが特徴的です」

 ワインのブドウ品種はファッションのようにトレンドがあり、定番な品種を覚えておきつつ、今流行りのものを知ると良いのではないだろうか。ワインショップで教えてもらったり、ネットでワインの基礎知識を得たりと情報収集をしていけば、自分好みのワインに出合える可能性も高まるはずだ。

クリスマスシーズンにおすすめのワイン選び

写真左がシャンパーニュのLOUIS ROEDERER(ルイ・ロデレール)の「BRUT PREMIER(ブリュット・プルミエ)」750ml 。中央がマグナムボトル(1500ml)のボルドーの赤ワイン、「クラレンドル・ルージュ」。そして写真右がハーフボトル(375ml)のチリの白ワイン、「モンテス・アルファ・シャルドネ」

 クリスマスなど、年末年始のシーン別におすすめのワインの選び方について改野氏に聞くと「選び方の基準として、飲む相手やシチュエーションによって“ワインボトルのサイズを変える”といい」とし、次のように話す。

「例えば師走の恒例である忘年会ですが、2020年は少人数での“おうち忘年会”が増えるでしょう。そんな時におすすめなのは、マグナムボトルのワイン。通常の750mlボトルよりも2倍の量である1500mlとなるので、グループでの飲み会にぴったりです。また、最近は“おひとりさま”需要も増え、1人でしっぽりと飲むシーンもあると思いますが、飲みきれない場合は375mlのハーフボトルを選ぶといいでしょう」

 また、クリスマスをカップルや夫婦で過ごす際は、1年に一度の楽しいひとときをシャンパン片手に過ごすと非日常感を味わえるという。

「おすすめなのがフランスの老舗シャンパーニュメゾンであるLOUIS ROEDERER(ルイ・ロデレール)の『BRUT PREMIER(ブリュット・プルミエ)』。200年以上続く家族経営のメゾンで、ブドウの75~80%は自社畑で栽培したり、古酒をブレンドして36か月間熟成したりと、通常のシャンパンの基準に比べてじっくり丁寧に作られているのが特徴です。余韻や香りはもちろん、熟成した温かみのある味わいを楽しめるシャンパンですので、クリスマスなどのハレの日は、ちょっと背伸びしてでもチャレンジしてもらいたいですね」

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