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仕事やプライベートを先延ばしする「常習犯の口癖」4パターン

学び

口癖3:「もう遅い」

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「今年ももう終わりだから、今さらやっても無駄」「この歳で、新しいことに挑戦するのもなあ…」「もうちょっと早く知っていれば違ったのに」
「あと10年若ければやっていたのに」など。決して戻ることのできない「時間」を理由に、先延ばしを正当化するパターンです

 過ぎてしまった過去を変えることは、誰にもできません。また、たとえ何歳であろうと、物事をはじめるのに「遅すぎる」ということはありません。そして、今年はまだ終わっていません。過ぎてしまった過去にとらわれるよりも、「今」「まだ残っている年内」、これからどうしたいか、そう建設的に考えた方が先延ばしを防止できます。

口癖4:「もう少し準備してからでないと、できない」

「もう少し学んでから実行に移したい」「ちゃんとリサーチしてからでないとダメだ」など、準備不足や実力不足を理由に先延ばしする人が使う口癖です。向学心が強く、真面目な方に多いです。

 いつの間にか、無暗に完璧主義になっていませんか? こうなると結果的に、行動を起こすまでの敷居が上がっているといえます。複雑化した今の時代は、一度で完璧にできることのほうが少ないです。

「10割の出来」を目指して先延ばしし続けるよりも、「2割、3割の出来」でもいいから着手するというわけです。一度でうまくいかなくても、後から軌道修正すればいいと考えることで、先延ばしは撃退できます。

口癖を変えれば、思考パターンが変わる

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 以上のような4つの口癖は、先延ばしする「言い訳」にもなります。まずは、ご自身でこの4つを普段使っていないか確認してみてください。そして、もし該当する口癖があったら、あなたの思考パターンを見直すチャンスです。普段使っている「口癖」を意識して使わないようにしてみてください。

 そもそも、この記事を読んでいるということは、あなたは先延ばしが気になると同時に、あきらめ切れない“何かがある”ということです。今度こそ、先延ばしにサヨナラしませんか?

<TEXT/株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役 大平信孝>

目標実現を専門とするメンタルコーチ。株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発し、これまで1万人以上のリーダーの部下育成に関する悩みを解決。近著に『先が見えなくても、やる気が出なくても 「すぐ動ける人」の週1ノート術』(PHP研究所)、『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(だいわ文庫)

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