仕事やプライベートを先延ばしする「常習犯の口癖」4パターン
何気ない口癖が、「先延ばし」のきっかけに
さらに悪いことに、こうした時間の浪費を続けると、「わかっちゃいるけどできない自分」「逃げちゃう自分」を責め、自己嫌悪に陥る人も出てきます。先延ばしのせいで、ストレスがたまり、疲弊し、不安になり、自己肯定感が下がり、イライラします。
その不安やストレスを解消するためにネットサーフィン、ゲーム、SNS、お酒、たばこ、お菓子、買い物など余計なことに時間やお金を費やしてしまうのです。
実は、先延ばしをしてしまうのは、あなたの性格や能力不足が原因ではありません。その原因が、実は何気なく使っている口癖にあるとしたら信じられますか? 先延ばしの常習犯には共通する「口癖」があります。
これから、そうした口癖をご紹介していきます。自分がよく口にしていないか? 口に出してはいなくても内心つぶやいてはいないか? チェックしてみてください。
口癖1:「◯◯だから、できない」
「新型コロナ騒動が落ち着いてからでないと、できない」「今は時間がないから、できない」など、条件が整わないことを理由に「先延ばし」する人の口癖です。
他にも「才能が無いから、活躍できないんだろうなあ…」「お金さえあれば、この事業ができるのに……」というパターンも挙げられます。
「できない条件」をできるだけたくさん集めて、先延ばしする自分を納得させてしまうのです。この場合、「できない条件」よりも「現状でもできる条件」を探す方が、先延ばし撃退につながります。
口癖2:「◯◯だったらどうしよう…」
「新型コロナの影響で、お客さんが来なかったらどうしよう」「明日のプレゼン、しくじったらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」など、不安を理由に先延ばしする人の口癖です。「上手くいくかなあ…」なども、同じ意味の口癖です。
これは「不安だから、行動しない」という思考パターンなので、「不安だからこそ、まず動いてみる」という思考パターンに変えることができれば、先延ばしを撃退できます。
そのためには、リスクを想定したその先を考えなければなりません。せっかく事前にシミュレーションできたのですから、同様にリスクや不安に対する対策を想定すればいいのです。すると、先延ばしを回避できます。