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危険な男はなぜモテる?女性はどこで男を見ているのか

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女性は「キュンキュン至上主義」

 女性は幼少期に素敵な王子様に口説かれる『シンデレラ』を読み、『りぼん』や『ちゃお』でイケメンヒーローに壁ドンされる少女漫画に憧れ、海外恋愛ドラマや『テラスハウス』でしょっちゅう「キュン」やら「ドキッ」やらして振り回される女ヒロインにどっぷり感情移入して育っています。

 そのため、恋愛には「キュンキュン! ドキッ!」があるもの! それ以外は「恋愛」じゃない! と刷り込まれているのですね。

 世の中の多くの女性は「キュンキュン至上主義」なので、この感情を誘発できない 男性は「ドキドキできない」という理不尽極まりない判断を下され、恋愛対象外になってしまうのです

安心枠男が直面する「無慈悲な現実」

失恋

 現代では恋愛の延長に結婚があるので、「ドキッ!」がなくて恋愛ができない男性は、結婚も難しくなります。ひと昔前のお見合い全盛時代は、恋愛と結婚が棲み分けられていたので、「結婚相手として良し」という判断基準がありました。

 その時代であれば、安心枠男性の「安心、安全、安定している」という長所が十分に活かされて、少なくとも結婚することができたのです。

 しかし、恋愛結婚が主流な現代においては、恋愛と結婚の棲み分けは解消され、一体的なものとなり、「恋愛→結婚」という順序を辿ることが一般的です。

 すると安心枠男性は恋愛のフェーズで足切りを食らうため、自分の強みを永遠に発揮できず、あぶれてしまうという無慈悲な現実があるのです。

恋愛資本主義社会のためのモテ強戦略論

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