芸能人がSNSで「腕立て伏せ」に続々挑戦。最も効果的なやり方は?
新型コロナに打ち勝とう! という趣旨で「腕立て伏せ」をする姿を自撮りし、次にやってほしい人をSNS上で指名して繋げていく「プッシュアップチャレンジ」というものが芸能人・海外セレブを中心に流行っています。
インスタグラムの動画やストーリーで「#pushupchallenge」と検索すると、さまざまな人が腕立て伏せにチャレンジしています。
読者の方でも自分のフォローしている芸能人が腕立て伏せをしている姿を見たり、実際にお友達から指名されて繋げたりした人もいるのではないでしょうか。今回はこの「プッシュアップチャレンジ」を機会に、正しい腕立て伏せを身につけられるように説明していきます!
腕立て伏せは腕に効かせない?
昔から腕立て伏せは筋トレメニューのオリジナル種目として君臨してきました。上半身の代表格ともいえます。
名前が「腕立て」伏せとなっているので、腕のトレーニングにも聞こえますが、メインで鍛えたい場所は胸周りです。
大胸筋を中心に鍛え、たくましい胸板を作ったり胸周りの筋肉を正して姿勢を改善したりするためのトレーニングです。しかし、トレーニングに慣れていないと、ほとんどの方が胸には効果を感じられず、やればやるほど腕が疲れてしまいます。
腕立て伏せで重要なのは「肩甲骨」
腕立て伏せの「脱・腕トレ」を狙うために重要なのは肩甲骨です。
肩甲骨は背中側についている腕とつながる肩関節の骨ですが、この骨についている筋肉がうまく働いて体が固定されないまま腕立て伏せをしてしまうと、腕の屈伸運動で身体を支えることになり、腕トレになってしまいます。
では、実際に肩甲骨をどのようにコントロールするのか。それは「肩甲骨を寄せる」です。
肩甲骨同士を寄せて固定することで肩関節自体がグラグラとせず、肩口から胸にかけての筋肉を使って腕立て伏せができるようになります。
12