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副業で「パーソナルトレーナー」が増加中。稼げるの?

暮らし

 近年話題となっている働き方改革。仕事効率をあげて勤務時間の短縮や週休を増やす流れが日本全国で広まっています。そんな潮流が、健康産業、スポーツジム業界にも影響をもたらしています。

仕事

働き方改革の影響は意外なところまで… ※イメージです(以下同じ)

 働き方が目まぐるしく変化し、働く時間が短くなるだけでなく自分の可能性を他業界でも生かそうと副業も進んでいます。YouTubeで情報発信をしたり、配達代行サービスで街中を自転車で走り回ったりと業種は様々です。

空いた時間に「パーソナルトレーナー」

 そんな中、実は少しずつ注目されているのがパーソナルトレーナーです。

 パーソナルトレーナーはスポーツジムなどで顧客に直接指導する仕事です。今までのスポーツジムだと、月会費を支払い、自由にトレーニングマシンを使ったり、スタジオレッスンを受けたりする「サブスクリプションタイプ」が主でした。

 しかし、「正しく効率の良いトレーニングをしたい」という需要と爆発的なムーブメントを巻き起こした高額パーソナルトレーニングジムの台頭によって、時間単位で料金を支払って専門のトレーナーからマンツーマン指導を受ける「パーソナルトレーニング」が人気となっています。

 需要が高まるパーソナルトレーニングですが、それを指導するトレーナーの人手不足も追い風となって副業としてトレーナーを目指す人が増えています。

副業でパーソナルトレーナーは可能

トレーニング ジム

 専門学校や体育大学を卒業していている専門知識を持った方がパーソナルトレーナーになるというのが一般的に抱くイメージでしょう。10年ほど前まではこれが当たり前でした。

 しかし、近年では一度社会人を経験した人が養成セミナーに通って知識をつけたのち、資格を取得して転職する人が増えたことで、数多くの「転向タイプ」が活躍の場を増やしています。

 実際に業界の中ではパーソナルトレーナーを本職一本として活躍される人もいますが、ダンサーやヨガインストラクターなど近い業種との二刀流で活躍する人もいます。

 正しい知識をつけて十分な訓練を受けることが絶対条件ですが、これをクリアすればパーソナルトレーナーになることは不可能ではありません。

 むしろ時間に制限のある社会人が本気でトレーナーを目指すと、高い意識と効率の良い情報収集によって、とても質の良い人材がどんどん生まれているのも話題です。

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