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日本人が気にする「A Happy New Year」の“A”の真実

コラム

 最近では年賀状の枚数も減っているとのこと。クリスマスカードを出す、という人はもっと少ないのではないかと想像します。

楽しむ英会話

 クリスマスやお正月に出す挨拶状に英語でMerry ChristmasやHappy New Yearと書いたりします。

【第54回】シーズンの挨拶

 ずいぶん前のことになりますが、「Happy New YearのNew Yearは可算名詞であるから、A happy new yearとするのが正しい」「一般名詞や形容詞の頭文字を大文字にするのは間違っている」と言われた記憶があります。

 当時は英語学習者として日本に住んでいる時であり、「そうなのかな」という程度にしか考えてませんでしたが、長いこと英語圏に住んでいると、その経験から気づくこともあります。

 確かに、不定冠詞のAを付けるか付けないかという点は、日本人が悩む内容のひとつです。

 冠詞を正確に使い分けられる自信のある、日本で育ったノンネイティブの英語話者は少ないかもしれません。しかし、クリスマスカードや年賀状にAを付けるかどうかは、大きな問題ではありません。

 看板や掲示物的に「あけましておめでとう!」と書くのであれば、Happy New Year!でOK。逆にWe wish you a happy new year.という文章を簡略してカジュアルに書くのであれば、A happy new year!ですね。Aの有無で意味が変わるわけでもありませんし、それほど気にすることはないでしょう。

大文字か、小文字か

ニューイヤー 新年

 また、大文字にするかどうかも、どちらでも正解になり得ます。前述の通り看板や掲示物的に記述するのであれば、一部の前置詞や冠詞以外は頭文字を大文字にすることはよくあります。

 文章の省略として書くのであれば、小文字にするのが正しいです。カードに書く内容ですから、そこまで正確性を気にする必要も無いのですが、どちらでも正しい可能性がある、という曖昧さが残ります。

 しかし冠詞や大文字よりももっと重要な考慮点も存在します。それは、様々な宗教や信仰の人がいる環境の中で、メリークリスマスと祝うのが本当に適切なのか、という点です。

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