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「I’m sorry」連発はNG。英語で「すみません」を正しく使い分ける

コラム

「Passive aggressive」にならないために

英語 謝罪 ビジネス

「なぜ謝るのかわからない」だけであればよいですが、Fishing for complimentsと言って、優しい言葉や誉め言葉を求めていると誤解されてしまうこともあります。また、Passive aggressiveとも表現されますが、間接的に相手を攻撃しているとも誤解されることがあります。

 つまり、「すみません」と口にして、「いえいえ、そんなことないですよ」と言ってもらいたがっているのではないか、相手に「悪いな」と思わせようとしているのではないかという誤解です。

 このような観点から考えても、Excuse me.やI’m sorry.と口にしたくなったら、Thank you.で同じメッセージを伝えられないかどうか考えてみるとよいでしょう。

<TEXT/木内裕也>

会議通訳者、ミシガン州立大学研究者。アメリカ大衆文化、アメリカ史の研究を行うほか、国際一流企業、各種国際会議などの通訳を行う。またプロサッカーの審判員としても活躍。著書には『同時通訳者が教える 英語雑談全技術』『耳と口が英語モードになる同時通訳者のシャドーイング』(ともにKADOKAWA)など多数。英語で仕事をする人の応援サイト「ハイキャリア」にも執筆

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