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100円ショップのハンディ扇風機を徹底比較。ダイソー、セリア…

暮らし

 2019年夏。7月頃には「冷夏」と予想されていたのがなんだったのかと思えるぐらい、毎日うだるような暑さが続いています。

 ここ数年を振り返っても“異常”と思えるような天候が続いていますが、わずかでも身体を冷まそうと、みなさんも日常生活でさまざまな工夫をしているかもしれませんね。

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100円ショップで購入できる冷感グッズ“ハンディファン”の数々

 最近では街中で「ハンディファン(扇風機)」を用いている人たちもよくみかけますが、その実力はいかなるものか。今回は、リーズナブルなグッズが揃う100円ショップ3店舗で売られているハンディファンを実際に購入し、それぞれの実力を試してみました。

セリアのハンドルを回す手動式ハンディファン

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セリアの「MANUAL TYPE MINIFAN」(100円/税抜)

 初めに購入したのは、おしゃれな雑貨もたくさん置かれているイメージのある、100円均一ショップのセリアです。店頭に置かれていたのは、100円(税抜)で購入できる手動式のハンディファンでした。

 大きさは、男性ならば手のひらにすっぽりと収まり、女性ならばやや手のひらからはみ出すほどのサイズ。

 風を送るビニール製のプロペラが付いていて、動かすためのハンドルが付いているというシンプルな構造です。冷やしたい場所に向けて、ハンドルを回すだけで風が出るのでわりと簡単に扱えます。

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プロペラを回すだけで簡単に扱える

 ただ、気になったのは送風時の音でした。ハンドルを回した瞬間から「ブイーン」という音が鳴り、風の当たる位置も顔から10cmに満たないほどの距離に保たねばならないため、車通りの激しい道でも周囲も含めてけっこう聞こえます。

 風の強さも気持ち「やや当たっているかな」とほどだったので、気持ち“涼しさを味わいたい”と思ったとき、瞬間的に使うのが妥当かもしれません。

ダイソーのレバー押し込み式の商品

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ダイソーの動物をモチーフにした「MINI FAN」(150円/税抜)

 続いて足を運んだのは、100円ショップの代名詞ともいえるダイソーです。相場からすればやや割高ながら、店頭で販売されていたのは動物をモチーフにした150円(税抜)で購入できる手動式のハンディファンです。

 プロペラの直系は7~8cmといったところ。サイズとしては、一般的にイメージされるようなハンディファンと同等で、片手で持つにはじゅうぶんな大きさです。グリップがしっかりとしていて、左側に付いているレバーを押すことで、風を送ることができます。

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グリップ左側のレバーを押し込めば風が生み出せる

 リーズナブルな価格ですが、実力はなかなかのもの。目安としては顔から10cmほど離れていても、風を感じることができます。

 ただ、こちらもセリアのものと同じく、気になったのは送風時の音でした。レバーを押した瞬間にモーターのような「ウィーン」という音が響くので、周囲にやや気を遣ってしまう印象。

 また、体感できるほどの風を生むには瞬間的に強くレバーを押し込む必要もあります。とはいえ、ハンディファンの実力を試してみるならば購入する選択肢はアリです。

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