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明日の仕事のパフォーマンスを上げるために「今日やるべきこと」3つ

学び

2)機械的にやれることを淡々とこなす

仕事

 時間が遅くなってくると、目に見えて思考力が落ちてきます。

 そのときに、自分にムチ打って難しい仕事をしてもなかなか進まず、自己嫌悪に陥ってしまいます。どんな人間にも限界があるので、夜遅くまでずっと頭をフル回転させることはなかなかできません。

 ぼくが夜の時間にやっているのは、頭を使わずにサクサク機械的に処理できる仕事です。考えなくても済むメールを返したり、経費精算をしたり、フォルダの最適化をしたり、ほとんど頭の容量を使わない仕事を進めます。

 こういう仕事が溜まっていると、意外と自分の精神的負担になっていくものです。しかし、頭が冴えている日中にこのような仕事をするのは時間がもったいなく思えてしまうものです。夜になってなかなか頭が働かないときに、“無”になってこういう仕事を進めていくとよいでしょう。

3)早く寝る

寝る

 知的労働においてもっともパフォーマンスを下げるのは「睡眠不足」です。あまりにも締切が迫っているときなど睡眠時間を犠牲にして仕事をしなければならないケースもありますが、それが常態化すると仕事にならないです。

 世の中には「ショートスリーパー」と言われる、1日3~4時間の睡眠でもバリバリ仕事ができる人もいるようですが、体の作りが違うのでそれを見習うべきではないのです。

 夜の時間にダラダラしてしまう気持ちもわかるのですが、スマホから目を離し、パソコンを閉じ、なるべくすぐに寝ることをおすすめします。「疲れた」「イライラする」という感覚に襲われるのは、シンプルに睡眠が足りていないことが多いのです。

「疲れた」「テンションが上がらない」と感じたら、すぐに寝ること。可能であれば8時間程度の睡眠時間を確保すること。それだけで、次の日のパフォーマンスが圧倒的に高まりますよ。

<TEXT/Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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