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ファービー、MD、コギャル…「平成レトロ」な懐かしい流行モノ・コト10選

コラム

5)ドリームキャスト

Dreamcast

「ドリームキャスト」(セガゲームス)photo by Evan-Amos CC BY 3.0

 ゲーム機というとどんなメーカーを思い浮かべるでしょうか。ソニーや任天堂、少しツウな人はマイクロソフトを思い浮かべるかもしれません。

 しかし、平成初期にはもっと多くのメーカーがゲーム機の開発販売を手掛けしのぎを削っていました。そのひとつがセガ。とりわけ任天堂との企業間競争は「ハード戦争」とも言われるほどでした。

 そんなセガが1998年に世に送り出したのがドリームキャストです。通信用のモデムを搭載するなど当時としては画期的なゲーム機でした。ですが、シェア争いに敗れ、2001年にはハード開発から撤退。結果としてセガ最後のハードとなってしまいました。

6)ポケベル

poke

「インフォネクストB55」(NTTドコモ)photo by asamoto CC BY 3.0

 続いて平成レトロなガジェットを紹介しましょう。

 小学生でもスマホを持っているのが一般的になっている昨今ですが、携帯電話が一般的になったのはここ20年ほどのこと。携帯電話が普及する前に気軽に連絡する手段として使われていたのがこのポケベル(ポケットベル)です。

 送信機能はなくプッシュホンからの受信しかできないという現代では考えられない仕様でしたが、1990年代中ごろにかけて急激に普及。とりわけ女子高生の間でブームになりました。

 初期のポケベルは文字を送れるほどの性能を持っていませんでしたが、女子高生たちは数字を使い「0840(おはよう)」といった具合に独自の組み合わせで巧みにコミュニケーションを取り、ローカルのルールが生まれるなど独自の文化圏を築いたのです。

 その後、ポケベルは90年代後半からの携帯電話の普及により、その姿を消していき、2007年、ドコモのサービス終了によりその役割を終えました。

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