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ファービー、MD、コギャル…「平成レトロ」な懐かしい流行モノ・コト10選

コラム

3)たまごっち

tamago

「初代 たまごっち(ホワイト)」(バンダイ)※Amazonより

 続いて平成レトロなおもちゃシリーズです。

 かわいらしい卵型のキーチェーンゲーム機・たまごっち。幼少時代に親にねだって買ってもらったという人も多いのではないでしょうか。

 可愛らしいキャラクターに餌をあげたり、フンを掃除したりして育てていく育成ゲームでした。主に女子高生をターゲットにした商品でしたが、1997年には絶大なブームとなり、日本全国で品薄が続く事態に。

 ブームの勢いは転売目的の「たまごっち狩り」と呼ばれる犯罪行為が生まれるなど、社会現象も巻き起こしました。しかしながら過剰ともいえるブームは1998年ごろに終焉。

 最終的には開発元であるバンダイが45億円の負債を抱えるなど、良くも悪くも時代を感じさせるような結末を迎えました。その後、複数回にわたって再販が行われていますが、当時ほどの人気を集めることはできていないようです。

4)ファービー

ファービー

「ファービー」(タカラトミー)※Amazonより

 AIを搭載して会話に応えてくれるスマートスピーカー「Amazon Echo」や「Google Home」。そんなガジェットの先駆けともいえる玩具が1998年にアメリカで生まれたファービーでした。

 日本では1999年からタカラトミーが販売を開始。330万個以上が売れる大ヒット商品となりました。

 映画グレムリンに登場する「ギズモ」を彷彿とさせるかわいらしい見た目で、全身に5つのセンサーを搭載。コミュニケーションをとることができ、会話を続けていくことで成長していくことが大きな特徴です。

 徐々にブームは下火になりましたが、2016年に最新版が販売されるなど、現在でも一定のシェアはあるようです。

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