「女性が活躍中の職場」に男性が応募するのはムダ? 企業の本音をプロに聞いてみた
「第二新卒歓迎」←何歳まで?
20代後半でも、転職を考えている人も少なくないはず。
「第二新卒歓迎」といった求人は近年増えており、経験は劣るがフレッシュさや若さでそれをカバーできる優秀な人材を獲得したいという狙いがあると聞きます。「第二新卒」とは具体的に何歳くらいまでを想定しているのでしょうか。
「企業によっても違いますが、おおよそ27歳から28歳までを想定しています」(Aさん)
ネットで「第二新卒」と検索してみると、「学校を卒業後3年以内の人材を指しています」と書かれています(参考:マイナビ転職)。ストレートに大学を卒業した場合だと、25歳から26歳あたりまでが基準を満たすことになりますが、人によっては浪人や留年をしている場合もあり、1~2年の誤差はあるでしょう。
それを考えると、「27歳から28歳まで」が第二新卒の限界ラインと考えられるかもしれません。「実績を積んでから転職したい」と考える若い人も多いでしょうが、ポテンシャルを重視してもらえる年齢での転職も視野に入れたほうが可能性が広がるかもしれません。
「給与は能力により応相談」←いくらもらえるの?
明確な給与を提示せずに、「給与は能力により応相談」という表現で募集をしている求人も多いです。
仕事内容には魅力を感じても、生活の糧であるお金がいくらもらえるのか分からないと応募をためらってしまうこともあるかと思います。このような募集をかける企業にはどういった意図があるのでしょうか。
「『正式な給与テーブルが決まっていない会社』である可能性と『年収具体例を出すと、どんなレベルの人でもそれをもらえると思われるのが嫌で、あえて書かない。交渉の余地を残したい』みたいな気持ちを感じます」(Aさん)
前者の例だと、自分の交渉次第で給与の増減が決まる可能性もありそうです。後者の場合は、比較的難易度の高い企業であることが予想されます。