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サラリーマン芸人が語る、夢の叶え方。学歴がなくてもやりたい仕事は見つけられる

学び

高卒でもあっという間に営業職に就職できた

 その後、インターネットで求人媒体に登録をして、営業職を中心に探しました。当時は営業職に「対個人/対法人」というカテゴリーがあるとは知らず、学歴不問の条件で探していました。

 すると「未経験歓迎! IT業界でのSES営業職」という求人を見つけました。特にパソコンが得意というわけでもなかったのですが、当時はIT業界というキラキラ感に加え、「学歴不問」という言葉にも惹かれて、とりあえず応募したのを覚えています。

 すると、書類選考が通ってあっという間に1次選考の面接日程が組まれました。結果から言えば、僕はこの会社に入社をすることになります。

 当時はスーツを着た営業マンになれるかもしれないとドキドキするだけで、特に業界の研究などもしていませんでした。

社長と共通の趣味の話題で盛り上がった面接

ビジネスイメージ

 面接では偶然にも社長と出身地が同じという話題で盛り上がりました。また、当時はフットサルにハマっていて、そのことを話すと、社長も「フットサルをする」と言い、これまた盛り上がりました。そして、最後に「じゃあ来月からこれる?」と言われ、その場で内定をもらいました。

 今となっては考えられないのですが、業務内容もほとんど理解しないまま、私はその申し出を承諾たのです。比較的、というか驚くほどの短期間で内定を獲得し、入社を決めました僕ですが、なぜそこまですぐ決心できたのか。

 強いて言うなら、スーツを着れるだけではなく、オフィスが東京の八重洲にあったことも大きかった気もします。素直に「高卒の人間が八重洲のビル街でスーツを着て、仕事ができるのか!」と胸踊ったのを覚えています。

 そこから僕の営業職としてのファーストキャリアが始まるのですが、理由があってこの会社は1年弱で退職することになります。当然、こんな就活のやり方ではほぼ間違いなくブラック企業にダマサれるのです。それでも僕はまだマシな会社に入れたのですが。

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