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「最近までコインランドリー生活だった」ジュノン俳優が語る野望とは?

みんなと同じことはやりたくない

戸塚純貴

――挑戦というお話が出ましたが、役者さんは本当にひと作品、ひと作品が挑戦の連続かと思います。そのチャレンジは楽しいですか?

戸塚:楽しいですよ。自分にないものを生み出して、自分じゃない人を演じるというのは、このお仕事の大きな魅力のひとつだと思います。

 そこにプラスして、自分だけしか演じられないものにしていかなきゃという気持ちもあります。周りと同じようなことをしていてもダメだし、過去に自分が演じた役柄と同じでもダメ。

 どこか似たような役柄でも、新しいものにしていく必要がある。そうした積み重ねが楽しいです。もちろん大変ですが。

きっかけはジュノンボーイでした

戸塚純貴

――自分だからこその表現を常に意識しているんですね。もともとこの世界へ入るきっかけは「ジュノンボーイ・コンテスト」ですね。

戸塚:はい。きっかけはジュノンボーイでした。

――オーディションの際に、朗読をされたとか。

戸塚:え! よくご存じですね。特技がなかったので。

――ほかの人とは違うことをやりたいという意識もあったのでは?

戸塚:歌とかダンスといった、みんなと同じことをやりたくないというのは、ありましたね。でも本当に披露できるものがなくて。

 バイクや車の学校に行っていたので、「エンジンを分解して組み立てる」みたいなことも提案したんですけど、「ちょっとステージに運ぶのは難しいです」と言われてしまって(苦笑)。

 どうしようかなと思っていたときに、学校から帰宅したら、母が鳥羽一郎さんの特攻隊員が遺した最後の手紙(「平和への伝言~戦場からの手紙~」)という朗読劇を読みながらひとりで泣いてたんです。

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