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【サウナ師匠インタビュー】2023年のサウナトレンドは「2極化」。水資源の豊富な日本が世界から注目されるワケ

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“ととのえ親方”の出会いがサウナビジネスの原点に

写真左からサウナ師匠(秋山 大輔)、ととのえ親方(松尾 大)

写真左からサウナ師匠(秋山 大輔)、ととのえ親方(松尾 大)

秋山さんがサウナ事業を始めるに至ったのは、ウルトラジャパンのクリエイティブディレクターを務めた小橋 賢児氏の紹介で、札幌を拠点に活動する“ととのえ親方”こと松尾 大氏と出会ったことだった。

「2017年くらいから、友人・知人に対してサウナの入り方や楽しみ方を伝える活動を始めました。まだ、サウナブーム夜明け前でしたが、2ヶ月先まで自分の予定が埋まるほど盛況でしたね。親方も自分と同じようにアテンドが好きで、北海道のサウナを富裕層に紹介していたこともあり、お互いが意気投合して一緒に活動するようになったんです」

2017年にTシャツやサウナハットなどのアパレルを扱うサウナー専門ブランド「TTNE」を立ち上げ、そこから11月11日をサウナの記念日「ととのえの日」に制定したり、音楽とサウナを掛け合わせたイベントを開催したりと、日本の新たなサウナシーンを切り開く取り組みを積極的に行っていく。

TTNEがサウナプロデュースした施設の一部

TTNEがサウナプロデュースした施設の一部

空前のサウナブームと言われて久しい昨今だが、“サウナ師匠”と“ととのえ親方”の存在は「サウナ界の重鎮」と称されるほど、シーンに大きな影響を与えるサウナーとして知られるようになったのだ。

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