仕事ができない人ほど対応が遅い。“99%の人”がしていない仕事のコツ
早朝に働くメリットは山ほどある
深夜型と早朝型、どちらで仕事をする人が多いかを比較すると、やはり深夜型が圧倒的に多いような気がします。しかし、上位職になってくると早朝に仕事をしている人の割合は大きく増えます。これは、早朝に仕事をするほうが効率がいいと感じる人が多いからです。
早朝であれば、会議や電話連絡が入ることが少ないので、考えることに集中できます。メールやチャットも、始業前なら今ある以上に増えません。たまったものを一気に処理できます。さらに朝はまだ頭も冴えていて、処理スピードが圧倒的に速いので、昼間なら時間のかかる仕事も、早朝ならば「朝飯前」です。
学生時代に身についた早起きの習慣
私は学生時代から部活動の朝練で、強制的に朝4時台に起きていたため、早起きの習慣がつきました。そのおかげもあって今でも早朝に起きて仕事をすることにまったく抵抗がありません。4時台に起きて7時まで自己完結の仕事をし、その後、家事・育児をすませます。すでに大半の個人作業は終わっているので、その後はお客様やメンバーとの協働作業に当てられます。
このスタイルに切り替えるコツは簡単。前日に早く寝ることです。22時台に就寝すれば、6時間は睡眠時間を確保できます。自分でも驚くほど効率が上がりますので、1度、早朝型ワークスタイルを試してみてはいかがでしょうか。どうしても合わなければ元に戻せばいいのですから。
<TEXT/株式会社アイデミー取締役執行役員COO 河野英太郎>