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慶応大生が立ち上げた話題の「歩く広告バイト」。効率よく稼ぐコツを聞いてみた

ビジネス

代表取締役社長兼CEOは大学生

ストチャー

※ワナ・テクノロジーズのリリースより

 そんな小野塚氏は、開発段階で何度も渋谷に行き、手作りバッグで試験を行ったという。

「2021年12月25日にベータ版という位置付けで、20人くらい体験に参加してもらったんです。その方たちからの意見を聞いたところ、アプリのバグが多かったと回答があったので、そこからアプリの修正を行いました」

 システムはイチから作っているのか聞いたところ「自社のリソースだけで作り上げました。私自身は経営をメインにやっているので、エンジニアを雇っています」とのこと。

 こだわった点を聞いたところ「歩いてすぐお金がもらえる点です」と即答。「ギグワークは週末払いが多いのですが、ストチャー!では活動終了後、すぐにお金が入ることを徹底しています。それから歩いて稼げることに対して本当にこだわっていますね」。

高校在学中に会社を設立

 小野塚氏は、現役の慶應義塾大学2年生だというから驚きだ。ストチャー!が本格的にスタートしたのは2022年6月4日。コロナの緊急事態宣言が明けてからのリリースだが、思いついたのもコロナがきっかけなのだろうか。

「コロナはまったく関係ないです。高校1年生のときに考えていて、高校在学中に会社を立ち上げました。学生のときは自由に使えるお金は限られているじゃないですか。どうにかして自由に使えるお金や時間を増やそうと思いたったんです

 遊びに行った先で稼げたらいいんじゃないかというところから模索して、当初から『Tシャツに広告をプリントして街中を歩いたらお金をもらえる』というアイデアを考えていました」

 だが小野塚氏は「コロナ禍というダメージも大きかったです。やはり広告の出稿量が減ってしまったりという苦戦はありました」と語る。

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