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ライダー出身俳優・甲斐翔真、20代で成し遂げたい野望「目標を立てて進んでいきたい」

棒読みを徹底した本読み

甲斐翔真

――実際にお仕事されてみていかがでしたか?

甲斐:撮影期間が1週間くらいなのに、リハーサルにも1週間かけるんです。それぐらい本読みをきっちりするんです。感情を一切出さない本読み。すごく刺激的でした。

――感情が少しでも出ると?

甲斐:ダメです。最初からやり直し。とにかく棒読みで。セリフというか、文字だけを声にしていく感じです。そうして、セリフのすべてが役者のものになった状態でカメラの前に立つ。本番で「感情を出して」と言われるわけではないのですが、そこで出てしまったものを撮るというスタンスで、初めての感覚でした。

濱口監督の本読みはスパルタ

偶然と想像

©2021 NEOPA / fictive

――どんなことを得ましたか?

甲斐:今でも生きているなと思うのは、人のセリフをよく聞くということです。このセリフをどう発しようかということよりも、相手のセリフをすごくよく聞くようになりました。

――徹底した本読みと聞くと、セリフを発することの練習だと思ってしまいますが、聞くことの鍛錬にもなっていたんですね。

甲斐:もちろん自分のセリフが自分のものになった感覚もありますが、ラリーなので、相手のセリフも無意識のうちに聞けるようになってくるんです。

――体で覚えた?

甲斐:やっていることはスパルタですよね(笑)。頭で考えて芝居をするのではなく、言葉の会話を身体的にしみこませる。すごかったです。

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