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「やりがい」を感じる・感じない人の大きな差。会社に原因が…?

学び

会社全体の戦略を知ることが「やりがい」につながる

Q.会社全体の戦略、目標を理解している

やりがい3

提供:「社員意識と組織文化についての調査」(株式会社タバネル)

Q.仕事における自分の目標は明確である

やりがい4

提供:「社員意識と組織文化についての調査」(株式会社タバネル)

「会社全体の戦略、目標を理解している」という問いに、「やりがいを感じている人」の76.2%が「大いに+ややあてはまる」と回答しました。

 一方、「やりがいを感じていない人」は16.7%と、4.6倍もの差がつきました。

 同様にさらに「仕事における自分の目標は明確である」に対しては、やりがいの有無で3.4倍の差がつきました。つまり、「会社全体の目標の理解」と「個人の目標の確率」が、「やりがい」に大きく関わることがわかりました。

 仕事にやりがいを感じられていない人は自分の会社の戦略や目標について今一度見直してみると、何か糸口になるかもしれませんね。

「やりがいの有無」は会社の成長に関係する!

Q.あなたの会社の直近3年の売上についてお聞かせください

やりがい5

提供:「社員意識と組織文化についての調査」(株式会社タバネル)

「あなたの会社の直近3年の売上についてお聞かせください」との問いでは、「増加傾向、どちらかと言うと増加傾向」と回答した割合が、「やりがい」を感じている人と、感じていない人で2.2倍もの差がありました。社員のやりがいによって会社の売り上げも変わってくるようです。

 今回のアンケートから、「個人の成長機会」「情報のオープン共有」といった組織文化を作り、会社全体の目標と自分の目標を理解することが社員の「やりがい」を育てる秘訣となっているようです。

 さらに、社員がやりがいを感じるようになると、会社の売り上げが増加傾向になるという結果も出ています。経営者にとっては、社員のモチベーション管理も重要な業務のひとつなのかもしれませんね。

<TEXT/emi.s>

【調査概要】
調査名:株式会社タバネル「社員意識と組織文化についての調査
調査対象:日本全国の男女 有効回答数177
調査期間:2018年7月19日~2018年7月20日
調査方法:インターネット調査

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