bizSPA!フレッシュ

25人死亡の大阪ビル火災、雑居ビルでの放火で“命を守る行動”をするには

ビジネス

自らの身は自ら守る姿勢がより重要に

労働 電車

 京王線刺傷事件のように移動する列車内での放火も発生しており、いわゆる「密室」を狙ったケースも散見される。

 移動しにくい空間での放火・火事は多くの犠牲者が出る可能性が高く、不特定多数の利用者と一緒にいる際に、常に安全であるというイメージは持つべきではない。

「なるべく周りの状況に注意して行動する」「万が一の際に備えて避難経路を確認する」といった、自らの身は自ら守る姿勢がより重要になっている

 特に階上にいるケースはリスクが高まるので、避難行動と避難の仕方は利用時に確認すべきだろう。

<TEXT/防災・危機管理アドバイザー 古本尚樹>

防災・危機管理アドバイザー、医学博士。専門分野は新型コロナウイルス対策、企業危機管理、災害医療、自然災害における防災対策・被災者の健康問題等。企業や自治体の人材育成にも携わっている。個人サイト「防災・危機管理アドバイザー 古本尚樹

おすすめ記事