最新iPhone 13 Proのスゴい「カメラ機能」。進化したポイントを使い尽くす
マニアックな「フォトグラフスタイル」も登場
さらにマニアックな機能として、自分好みの撮影設定を保存できる「フォトグラフスタイル」も利用可能になった。あらかじめ用意された「鮮やか」「暖かい」などのスタイルを選んだ後、さらに詳細を調整。次からはその設定を使ってすぐに写真を撮影できる。
たとえば、自分なりに見いだした「料理を撮るときにベストな設定」を保存しておいて撮影の度に使うといったことが可能になる。「作品」として写真撮影をしたい人向けの機能という印象だ。
撮影機材と考えれば優秀
近年のiPhoneは、基本機能に関してはすでに十分に進化した状態にある。バッテリーのメンテナンスをしていれば、数世代前の機種でも問題なく使い続けることができるはずだ。「スマホとしてストレスなく使えればOK」という人は、それが賢明な選択といえる。
一方で、動画コンテンツなどの人気が高まるなか、簡単にクオリティの高い動画や写真を撮影できる機器を求める層もいる。撮影機材として考えれば今回のiPhoneもかなり優秀だ。自分にとって利用価値の高いものであれば、特定の機能のためだけに買い換える選択もアリだろう。
今後は、「ひとつの端末を長く使い続ける派」と、「より高度な撮影機能を求めて小まめに買い換える派」にiPhoneユーザーが二分されていくかもしれない。
<TEXT/酒井麻里子>