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男の育休に会社からの嫌がらせ。“否定派上司”の本音と、被害に遭わない方法

ビジネス

育休を取得する人も周囲への配慮が大切

仕事

 育休中の人に業務の確認のため電話をしたところ、対応の悪さや電話がつながらない等の理由から後々トラブルになり、パタハラに発展してしまうパターンがあります。育休を取得する人も誤解されないように丁寧に対応することが求められます。育休は従業員が個々に与えられる平等の制度のため、取得する際は助け合いの気持ちが大切です。

 育休に入った人に引継いだ業務の確認が必要な場合に備えて、連絡先、連絡がつきやすい時間帯を把握しておくことでトラブルを避けることもできます。男性の育休取得率が上がることが期待される中、職場でパタハラを生み出さない、被害に遭わないためにも本記事がそれを考えるきっかけにしてほしいと思います。

<TEXT/ハラスメント専門家 村嵜 要>

1983年、大阪府出身。ハラスメント専門家。会社員時代にパワハラを受けた経験があり、パワハラ撲滅を目指して2019年2月に「日本ハラスメント協会」を設立。年間50社からパワハラ加害者(行為者)研修の依頼を受け、パワハラ加害者50人を更生に導く。
Twitter:@murasaki_kaname

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